宝塚花組 MESSIAH(メサイア)BEAUTIFUL GARDEN観劇

演劇
スポンサーリンク

花組公演『MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−』と『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』
久々に初日近くで観劇をしてきました。

ミュージカル

『MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−』
ショー・スペクタキュラー

『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』
宝塚大劇場:2018年7月13日(金)〜8月20日(月)
東京宝塚劇場:2018年9月7日(金)〜10月14日(日)

参照 宝塚公式ホームページ 花組

スポンサーリンク

作演出の方について

今回の作演出は原田さん。
私は未だにちょっと身構えます。

白夜の誓いの印象が強い

宙組の大劇場公演「白夜の誓い」は宙組トップの凰稀かなめさんの退団公演でした。
しかし暗転が多く、内容もほとんど暗い、夜や暗い部屋のシーンが多かったと記憶しています。
まぁ、だからなのか、宙組の皆さんもショーではめっちゃ弾けててすごい楽しかったんですけどね・・・。

暗転時に毎回音楽で締める感じで単調過ぎて寝ちゃうんじゃない?くらいのね・・・。
作品自体はすんごく綺麗なんですよ。音楽も素敵でした。ですが賛否が分かれそうな作品でした。

なにより、トップ娘役の実咲凜音さんが大劇場公演なのに、トップ娘役なのにあまり出てこず。
グスタフIII世@凰稀かなめさんとの絡みも少なくという感じで。
どちらかというと絡むのはヤコブ@緒月遠麻さん。
トップ娘役はヤコブだったなんて言われてもしょうがない感じでした。

をまつ
をまつ

暗転前、音楽で締まるという説明がうまいこと言えないのですが、
「ジャジャジャジャーン」みたいな感じの演奏があり、暗転になるというのが多かった印象・・・

今回の演出

その後、星組の大劇場公演「ベルリン、わが愛」や花組の別箱「For the people-リンカーン 自由を求めた男-」など好きな作品にも出会ていますし、この人だから観ないわ!という感じでもありません。
なので余計に身構えました。今回はどうなんだろう・・・と。
『好みは人それぞれ』と言えばそれまでなんですけど。

今回は、花道で会話中に盆が回り、セリが上がりと場面の切り替えもスムーズ。
場面場面で大きなセットが出てくるので切り替えもわかりやすいかなと思いました。
暗転の音楽もなかった。

ただ、相変わらず娘役はあまり出てきません。
印象に残ったのは流雨@仙名彩世さんや四郎の兄妹、福@桜咲彩花さんと咲@城妃美伶さん、満@舞空瞳さんくらい。春妃うららちゃんや、音くり寿ちゃん、華優希ちゃんは島の男の子の役でした。
可愛かったけど・・・。
花組の娘役さんも素敵な演技をされる方が多いのでちょっと残念。

題材的にも楽しみにしてました

ただ、天草四郎という題材は漫画や舞台といろいろな作品もあり、
天草四郎自体も数々の逸話や生涯に不明な点も多い。そして今回のタイトルには「異聞」。
どのように花組の大劇場公演として作られるのかなんやかんやで楽しみにしていました。

MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−

ポスターやパンフから”思ってた天草四郎とちゃう”(褒めてる)と話題のメサイア。
幕開けからワクワク感増し増し。

お城のセットなど場面場面のセットが豪華だったり、セットの仕掛けもいろいろあります。
大階段を使ったりと結構大がかりな演出があります。

なにより花組さん達が熱演している。
外も暑いけど、劇場の中の熱い。

先ほど言った出番の少ない娘役さん達もその少しの出番でも熱演。
そういう印象を持ちました。

私が花組のもらった役に対しての心持ちみたいなのが自分に合っていて好きというのもあるので、
贔屓目ではあると思いますが。

とにかく「白夜の誓い」の時の原田さんじゃない。という率直な感想。

まろ
まろ

結局めっちゃ引きずってるやん。

異聞とはいえ、史実の部分も。
最後はやはりだれもが予想はしているとは思いますが『アノ乱』に物語は進むので、
乱の行く末や天草四郎の生涯を知っていたり、他の劇団や映画、ドラマでの天草四郎を知っているなら、もしかしたら泣いてしまう人がいるかも。

ちょこっとだけでもよいので、
歴史や天草については簡単に予習しておいた方が楽しいかもしれません。

私は劇団新感線の「SHIROH」を観ていたのもあったのか後半はウルウルきました。
そういえば「SHIROH」また再演しないかな。
と思って検索したらゲキシネでやるそう。でも関西はないみたい。残念。

セットの元絵

開演直前と開演中にあるセット
元絵がSNSで紹介されていました。
江戸時代 17世紀初期だそう。「泰西王侯騎馬図」

Emperor and Kings on Horseback - Unknown Japanese Painter - Google Arts & Culture
This four-panel screen painting which depicts European and Asian lords, was painted in Japan in the beginning years of the Edo period (early 17th century)....

初見で気になった人

メイン3人を除いて。

益田甚兵衛 役:一樹千尋(専科)さん
渡辺小左衛門 役:瀬戸かずやさん
田中宗甫 役:天真みちるさん
松倉勝家 役:鳳月杏さん
松平信綱 役:水美舞斗さん
渡辺佐太郎 役:優波慧さん
不動丸 役:飛龍つかささん
多聞丸 役:亜蓮冬馬さん
徳川家綱 役:聖乃あすかさん

BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−

開演前、いつものようなLED?の装飾の緞帳がありません。
all投影での演出。3D眼鏡いる?みたいな映像が始まって幕が開きます。
また月組の「BADDY」みたいな映像としての別特典があるのかな?な映像演出も。

第一章、娘役さんが紫と黒のドレスが可愛い!ちょっとアナスイみたいだけど、蝶だからかな?
全体的に大人な雰囲気のナンバーもありますが、弾けるところは弾ける。そんなショー。

今回振り付けがすごい方々ばかりです。
s**t kingzのOguriさんや安寿ミラさん三井聡さん。
s**t kingzさんは三浦大知さんなどのバックダンサーなどされているダンサーグループでして、
SHINee EXO、Hey! Say! JUMP等のジャニーズ系の振り付けもされています。

Oguriさんが振り付けされているのは第3章のパリと「花美男子(HANAOTOKO)」
「花美男子」はレイちゃんとマイティ率いるぐいぐい来ている若手花男達のダンス。
カッコイイ。

簡素な感想

こちらも初日まもないので簡素に感想を。

第1章
羽立光来さんと芽吹幸奈さんという花組2大超歌ウマさんを堪能。

第2章
マイティのターン。身体能力また上がったんじゃないですかね。
大変なことをしているであろうにとっても楽しそうなマイティ。

第3章
傘の演出がステキ。そしてこの公演でまさかの退団されるタソこと天真みちるさんが!
笑いが起こりつつの拍手。タソさんらしいなぁ。

第4章
アンダルシアのカゲソロに城妃美伶ちゃん。

第5章
TUBEとT.M.revolutionの夏。まさかこんなにいっぱい聴けるとは。超盛り上がりました。

第6章
桂冠詩人@和海しょうさん、ローマの美人歌手@乙羽映見さん、
グラディエイターS@明日海りおさんとローマの美女@柚香光さんを堪能。

第7章
アーバン・レディS@仙名彩世さんが花男いっぱい連れてきたー!
飛龍つかささん、亜蓮冬馬さん天草四郎での不動丸と多聞丸コンビで歌。

第8章
花美男子(HANAOTOKO)!
若手愛乃一真さん、太鳳旬さん、希波らいとさんも入っています。

第9章
エターナル・シンガーS@明日海りおさんの周りの花美乙女(HANAOTOME)達。
スカートさばき最高に好きです。ってこの歌詞・・・いや考えるのは止めておこう。

第10章
エトワールがタソこと天真みちるさんと若草萌香さん!
タソおおおお!

あぁそうだったわ。

ここ(宝塚)が私達の「ハライソ」だったわ。

そんな感じのショーです。

なんやかんやでまた観たい

余談ですけど、
「ハライソ」って調べると、ポルトガル語なのはわかるのですが、
ポルトガル語だと綴りは【paraiso】に。パライソになるそうなんですよね。
でも「パライ ” ゾ ”」と読むのもありました。
結局どれも同じ意味っぽいですが。

さて、今回花組さんは2回観劇。次回は8月半ば。
東京千秋楽のライブビューイングあれば嬉しいですが。
また、観られたらガッツリ感想を書こうと思います。

その前に月組「エリザベート」が一枚も手元にないのをどうにかしないと・・・。
当日券頑張りますかね・・・。

をまつ
をまつ

「エリザベート」観たいんじゃない、「月組」が観たいんや・・・。

演劇
スポンサーリンク
\ をまつをフォロー! /
スポンサーリンク
をまろぐ

コメント

タイトルとURLをコピーしました